臨海エリアならではの自然環境や公共物を対象として「環境先進都市:臨海副都心」の魅力を聴覚を主とした新たな楽しみ方として提供した実証実験です。
当エリアを訪れるあらゆる人々が「音のAR」による全く新しい体験を通じて町の歴史等を学び、自然環境に対する意識や当エリアへの好感度を高め、リピーターになっている姿を目指し、「自然環境に手を加えずに空間に情報を付加できる」という特性を生かした様々なコンテンツが創出され、障害者や訪日外国人、小・中学生など幅広い来訪者が街の魅力を楽しみ学び続ける姿を目指し、実装しました。
本実証実験では、音のAR体験『oto rea』を活かし、臨海エリアのキャラクターから語りかけてくる声に導かれ、江戸からタイムスリップしてきた2人の人物と出会って、冒険の旅へ出ます。
ゲーム性を加えた体験スポットを巡りながら、2人の人物の異なる視点により、このエリアの魅力を再発見する旅を楽しんでいただきます。
臨海エリアの様々なスポットに体験エリアを設け、音のARによる体験だけでなく、NFTの配布、音声AIとの対話など複合的に体験を構築しました。

鈴木 和博
プランニングディレクター
「場づくり/場ヂカラ/場流創造(Value Creation)」の視座で、調査・マーケティングから企画構想立案、そして実際の運営・運用・評価まで、一気通貫で対応します。
新たな領域創出に向けた空間データ解析など、独自のモノサシ創造に取り組んでいます。
慶應義塾大学SFC:非常勤講師(2009~)