
音声MRプラットフォームサービス「oto rea」の実証イベントとして、2月7日から2月16日の期間で、臨海副都心ウエストプロムナード周辺エリアで「SOUND SEEK powered by oto rea」を実施しました。
『SOUND SEEK』は、街の中に配置された音を集めてチームで競い合う新感覚の音声MRゲームです。
この実証コンテンツは、当社が株式会社GATARI(以下、GATARI)の技術協⼒のもとで制作する⾳響体験サービス「oto rea(オトリア)」を活用した初めての対戦型音声MRゲームとなります。最大6名での対戦型ゲームで、実空間にひもづけられた目に見えない仮想空間上の音源(サウンド)を、相手チームより早く獲得することを競います。
聞こえてくる音は方向性を持っており、音源の位置を感覚的にとらえられる立体的な音響になっています。聞こえてくる音の方向性に従って移動すると音源にたどり着き、ポイントを獲得することができます。
⾳響体験サービス「oto rea(オトリア)」が重視している「インクルーシブな空間体験」を本イベントでも意識しながら、目が見える人だけでなく、目が見えない人も、同じ環境・同じルールの中で、分け隔てなくこの世界を楽しむことができる体験を目指しました。
『SOUND SEEK』を通して耳を澄ませてみるとお台場がゲームの世界へ変化します。いつもの街で、いつもとは違う、音による新しい遊び方の提案です。
既存の空間に新たな設備等を追加することなく、コンテンツサービスを提供することができ、 公園など公共空間や街全体の新たな楽しみ方・魅力づくりに取り組む新しい試みとなっています。

鈴木 和博
プランニングディレクター
「場づくり/場ヂカラ/場流創造(Value Creation)」の視座で、調査・マーケティングから企画構想立案、そして実際の運営・運用・評価まで、一気通貫で対応します。
新たな領域創出に向けた空間データ解析など、独自のモノサシ創造に取り組んでいます。
慶應義塾大学SFC:非常勤講師(2009~)

吉武 聡一
デジタルクリエイティブディレクター
空間体験のプランニング、デジタルコンテンツ制作を企画から実装まで一貫して行うディレクター。主な研究開発のテーマは空間におけるデータ活用。乃村が取り組めていない領域で新たな価値・ビジネス創出に挑戦中。

山岸将大
デザイナー
デジタルを活用した空間・体験づくりを得意とし、文化施設や展示会ブースなど領域を問わずコンテンツの企画・デザイン・実装までを担当。新たな技術や分野を探求し、「今までにない」を生み出せるデザイナーを目指します!

山﨑 涼平
プランナー
エンタメ施設から文化施設まで幅広い領域で、デジタルコンテンツを起点とした企画・制作を担当しています。微視から巨視へ歓びと感動が波及するハッピーな空間を目指して、日々の仕事に取り組んでいます。