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素材=資源との向き合い方を変化させることはできるか?

Project Title

material record

プロジェクト概要
スピーカーに「素材」が持つストーリーを乗せて。

動機・課題

世界の資源全体の約3割が建築・内装事業で消費され、それに伴いの大量の廃棄物を生み出していると言われています。material recordは素材を起点に様々なサステナブルな研究・実験を行っていきます。その一つが、異素材を使ったスピーカー製作プロジェクト"noon"です。音響体験を通して新しい価値観を生み出していくことにチャレンジしていきます。

仮説・解決方法

工事現場から排出される建築廃材、海岸に漂着したプラスチック片、経年変化のある自然素材、ロケット開発で役目を終えた燃料タンクなど、固有のストーリーや記憶を内包した素材でスピーカーの筐体をつくり、そこから発する音が素材の特性を反映することで、音x素材の新しい体験を生み出し、素材のむこうにある風景、資源に目を向けるきっかけをつくります。

将来的なビジョン

material recordは素材を媒体とすることで、素材に刻まれた記録・内包されたストーリーを価値に変換する可能性を秘めています。地域特有の未活用資源、企業が抱える廃棄物など、環境課題をポジティブなコードに変換し、多種多様な人と交わりながら大きなインパクトを生み出していきます。

小山田 創

デザイナー

プログラミングを使ったコンピュテーショナルデザインを得意とし、企画展示、VRコンテンツ、展望施設など、空間デザインとメディアコンテンツを織り交ぜた空間体験づくりに取り組む。

山田 大地

アカウント/プロデューサー

ラグジュアリーブランドをメインクライアントに、造作・美術だけでなく、運営・演出など全体プロデュースにまで業務領域の拡大に貢献。スクラップ&ビルドの業界に課題意識と責任を持ちながら、素材や環境に自然と意識が向くような体験づくりに取り組んでいきます。

原 直瑠

アカウント

ノムラメディアス所属。大学では金工を専攻し、ものづくりの知識が強みであるディレクターを志す。商業施設の季節装飾から地域の芸術祭など幅広い案件を担当。短期使用である装飾の在り方を考え、素材に目を向けてもらう活動に取り組みます。

後藤 慶久

サステナブルマテリアル・マイスター

クライアントであった欧米のファッションメゾンが2020年あたりから、環境配慮を先進的に進めていた影響で空間の環境分野について深くかかわり始める。素材メーカーとの商品開発、環境起点のプロジェクト開発、社内外での啓蒙セミナーなどに従事し、空間創造事業におけるサステナブル・デザインを実装するために活動を続けている。

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