
Project Title
Squeeze Music
プロジェクト概要
本来聴覚で楽しむ音楽を味覚で楽しむように変換する装置の開発。音楽体験の拡張。
- 動機・課題
これまで視聴覚が中心だった音楽体験を角度を変えて捉えることにより、よりリッチな体験へと拡張することができないだろうか。
- 仮説・解決方法
このプロダクトでは音楽体験の“味覚化”を実現します。音楽を再生しながら、再生中の音楽のムードをリアルタイムに分析し、曲の展開に合わせてさまざまな味のドリンクがミックスしていきます。一曲終わると、その曲のムードに基づいた味のミックスジュースができあがります。
- 将来的なビジョン
毎朝お気に入りの音楽とそれに合わせたコーヒーのブレンドで目を覚ましたり、クラブやライブイベントで演奏中の音楽のカクテルを振る舞ったりなど、音楽と味覚をテクノロジーにより結びつけることで、様々シーンでのビジネス展開が可能になります。難聴者に対して味覚として音楽を提供したり、アーティストが歌詞の言語にとらわれない楽曲の表現ができたり、ユニバーサルでノンバーバルな音楽体験の拡張の可能性を模索します。

村上 萌
プランナー
2012年入社。大阪事業所、本社勤務を経て、乃村北京建築装飾有限公司の上海支社に2年間赴任。2020年3月に本社へ帰任。企業コミュニケーション施設(企業ミュージアム・ショールーム・展示会など)がメイン。

鈴木 健太
テクニカルディレクター
情報工学・メディアアートをバックボーンに、テクノロジーを中心とした空間体験づくりに取り組む。ハードからソフトまで、アナログからデジタルまで、企画から現場まで、技術から表現まで、幅広い領域をつなぎ、融合させながら新しい空間創造をおこなう。