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ペットとコミュニケーションする空間

こんにちは、
エレンと呼ばれているNOMLABのチャンです、自称Experience Plannerです。
記念すべきidea seeds第1号をお届けしたいと思います。

idea seedsとは?と疑問を持っていると思いますので、
勝手に説明すると「アイディア集」と解釈しています。
NOMLABのメンバーたちが日常で発想したアイディアや仕事で使わなかった提案など、気楽に発信できる場所であるといいなと思います!
誰かのインスピレーションになるかもしれないのが楽しみですね!

大学院では押しボタンについて研究しまして、予期せぬ体験が与えられるボタン装置を街中に設置しました。
というわけで今回は押しボタンに関する、私の空想をお聞きください!

 SNSで話題の「言葉を使いこなす猫」

中国のSNSで猫がサウンドボタンを押して飼い主と対話する動画を見るのがマイブームになっていて、その「福福」という猫ちゃんは「遊ぶ」「食べる」など主体的な言葉から「痛い」「怒る」など感情を表す言葉まで使いこなしています。私の中で、福福はただのペットとしての猫ではなく、その家族に発言権を持つメンバーの一員としてだんだん見始めました。「もはや猫じゃない、猫の妖精だ」「大学に進学させて」など私の感想と近いコメントが続々と出ています。

 ペットと単語ボタン

このようなペットが「単語ボタン」でコミュニケーションする動画はTik TokやYouTubeですごく人気になっていて、「犬のボタン」はアメリカAmazonで大量に売っているといいます。動物学者などもこの行為について研究し始めています。犬や猫は本当に単語の意味を理解しているかどうか、ただのおやつに対する欲求と動機であるかどうか、まだまだ研究が必要ですが。けれどペットが「単語ボタン」を通してある程度自分の意志を伝えていることのが今までにないことであり、これから私たちはよりペットの気持ちを重視するきっかけになるだろうと信じたいです。カリフォルニア大学助教Federico Rossano博士は今後動物の権利と意識の社会議題とする可能性も上げました。


 ペットと家族と押しボタンのシェアスペースが欲しい!
今までの猫カフェや犬カフェの形が変わる可能性もあるのではないかと思います。動物と一緒にくつろぐ、癒しを求めることから、動物と対話できる体験になるかもしれません。ワンちゃんと猫ちゃん、飼い主家族が集まって、遊びながら交流しながらサウンドボタンを訓練するシェアスペースはどうでしょう?子供たちはバシバシボタンを押しまくり、ペットと家族がゆったり過ごせそうな時間になりそうです。また、トレーニングすることにより、ペットと徐々に対話でき、家族の一員として接する意識が深まっていき、将来的にペットは新しい存在となり、新たな社会価値を与えられるだろう、と予想しています。

チャンユエ

プランナー

人と空間の関係性を掘り下げたい、リフレクションを探求するプランナー。デジタル媒体を活用し、空間体験を面白くロマンチックに。

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