
Project Title
Computational Design
- 動機・課題
CAD(Computer Aided Design)の出現によって、数値制御による曲線がデザインの歴史へ影響を与えたように、道具の進化はデザインと密接に関係している。プログラミングが一般化され、最終的なデザインを作るための、形の文法(シェイプグラマー)を作れるようになった。コンピューターの得意とする計算性を利用したデザインは人間の考えるようなデザインとは違うのかを探求する。
- 仮説・解決方法
柱や梁の構成ではなく、形そのものが構造であり、デザインであるような木造シェル空間Geometric Timberのように、力の流れそのものが形を作るようなデザイン。
植物の成長の仕組みをアルゴリズムとして取り入れた建築など、コンピューターの持つ計算性を活かしたデザインを社会実装していく。
- 将来的なビジョン
コンピュテーショナルデザインを社会実装することで、建築・空間分野でのデザインの可能性を発展させるとともに、デジタル技術を応用した施工技術への応用を目指す。

吉田 敬介
デザイナー
プロダクト、照明、インスタレーション、展望台や美術館などスケールや用途、様々な領域を経験。複雑なジオメトリーデザイン、マテリアルやファブリケーションなどプログラムで表現している。