
新たにオープンした研究拠点Creative Lab. にて、わたしたち未来創造研究所の多岐にわたる研究テーマを、22本のトークセッションと展示でご覧いただくNOMURA OPEN LAB 2025。当初見込みを大きく上回り、400名を超える社外のお客様にご来場いただきました。
今年は各研究が飛躍的に進んだこともあり、具体的なテーマを深掘りするセッションを展開。そのため、同じ関心や課題を持つお客様にお集まりいただき、熱いディスカッションが広がりました。
上の画像は、トークセッション『感動プロファイリングを通じて見えてきたこと』の様子。乃村工藝社が生み出す「歓びと感動」における“感動”とは何か。どのような時に“感動”が芽生えるのか、“感動”にはどのようなパターンがあるのか、そのプロファイリングに挑むという壮大なテーマ。この日は一緒に研究を進めている東洋大学・戸梶教授にもお越しいただき、心理学の専門知からお話しをいただきました。

国内外のさまざまなサステナブル素材を厳選し、「レコードショップ」をイメージして実際に手に触れられるコーナー。海洋プラスチックから生まれた板材、廃棄食材(例えばカレーライスも!)を熱プレスしたタイル材など、“探し出す楽しみ”を感じていただける演出になっています。建築・内装・ディスプレイの多ジャンルのマテリアルを横断的にご覧いただけます。

夕方からは、食事を交えた交流の時間に。引き続き研究テーマを語り合ったり、展示を手に取りながらアイディアを出し合ったり、未来志向のディスカッションが会場全体で花開いていました。ケータリングは、もったいない野菜使って持続可能な農業を支援する「ファームキャニング」さんより。味はもちろん、見た目も華やかに楽しみました。
乃村工藝社グループとしても新たな試みとなった研究交流会ですが、ビジョンを同じくする皆さまと「空間の未来」について熱く語り合うことができ、新たなクリエイティブへの可能性が実感できました。このような場を継続し、未来のしあわせな空間が生み出していきたいと思います。